新・古びた手記(Shadowguard)

ちょっとした手違いはあったものの、ついにMinaxが本拠地とする要塞Shadowguardへの経路が確保された。
テルマーとの同盟関係もあることから、大規模な連合軍による反転攻勢を予期し具足を磨いていたが、一足早く彼の地の偵察に赴いた有志達からもたらされた情報により、短期での決戦は困難である事が判明した。

Shadowguardは、要塞とは言われるものの、攻め手を寄せ付けない塔や堀によって守られているのではなく、更に言えば、正面の門には衛兵すら配置していない。
一見すると、その攻略は容易にさえ思える。
しかし、中庭の一角、噴水のある場所では、攻め手を上回る数のWater Elementalが出現する罠が仕組まれており、多勢であればあるほどに不利な戦いを強いられることになってしまう。
もしここに大軍勢で押し寄せたならば、ブリタニア/テルマー連合軍は、その戦力の大半を一時に失っていたことだろう。

更に恐るべきは、一見すると平穏そのもののに見える果樹園だ。
ブリタニアには、この好機に市民軍に加わろうとする高潔の士も多いと思うが、その徳の高さは信じて疑わないものの、如何せん頭蓋の中は筋肉が大半を占めるというケースも少なくない。
果樹園の中に仕組まれた、カードゲーム「神経衰弱」を思わせる罠の前に、無力な脳筋達は足止めを余儀なくされ、延々とTreefellow達と戦うはめに陥ってしまう恐れがあるのだ。

こうして、少人数での部隊単位でしか侵入できない仕組みを構築しつつも、Shadowguardの本丸とも言うべき屋上では、Minaxを護るように四天王が立ちはだかる。
元パラディンでありながら、FoAに与してトリンシックに仇なし、ついにはアンデッドとなったJuo'nar the Lich、Nystul師の高弟であったにも関わらず、Minaxの軍門に降ったAnon the Mage、Queen Dawn殺害の首謀者にしてマジンシアの仇敵Virtuebane、更には、第一暗黒期のソーサリアにおいてLord Britishなどと並ぶ君主の座にあったOzymandias the Lord of Baratariaまでもが居並ぶ。

ところで、Shadowguradにおいて、最も憐れむべきはShantyではないだろうか。
これまでは、Minaxの副官的立場を自認していたと思うのだが、Anonの翻意によってその地位は怪しくなり、「どっから連れて来たんだよオイ」的なOzymandiasや、「オイオイ、テメェは2回も死んでるじゃねーか」的なJuo'narまでもがMinax再生工場によって現役復帰したのだから、Shantyの相対的な地位はダダ下がりだ。
部下の兵と言えば陸に上がった海賊達で、それすらもMinaxから与えられたというよりは、自前で呼び集めたもののように思える。これでは意気が上がるはずもなく、酒場で飲んだくれているのも頷けようというもの。

何れにせよ、大部隊を運用した決戦を挑む事が出来ないようになっていることから、Shadowguardへの進撃は、小部隊による散発的なものに成らざるを得ないのは間違いのないところ。
先だって、そのような小部隊の一つである「第857次シャドウガード遠征隊」に加わらせてもらったが、門の前では既に「第858次シャドウガード遠征隊」と「第859次シャドウガード遠征隊」が編成されつつあった。
このようにして、雨垂れが石を穿つ如くに、小規模であっても根気良く攻勢を続けてMinaxやその手勢に休む間を与えず、彼の魔女のブリタニア侵攻の企図を挫くのが当面の作戦になるだろう。

テーマ : Ultima Online
ジャンル : オンラインゲーム

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