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EMイベント「ベティのクリスマス朗読会 ~ヨタカの夢~」

2014121301.jpg
(タウンクライヤーによる告知)

[Betty the Storyteller]: みんな元気だったかい?
2014121302.jpg
(マラスに設置された特設ステージ)

[Betty the Storyteller]: そうかい、そうかい。
[Betty the Storyteller]: それは良かった!
[Betty the Storyteller]: ずいぶん久しぶりだけれどよく集まってくれたね。
[Betty the Storyteller]: わたしとシャーリーから心からお礼を言うよ。
[Betty the Storyteller]: どうもありがとう。
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Betty the Storyteller]: 何かと慌ただしい年の暮れだけれど、
[Betty the Storyteller]: くれぐれも風邪などひかないようにしておくれ。
[Betty the Storyteller]: ところで、今日はちょっと趣向を変えて
[Betty the Storyteller]: ここソーサリアでも名うての舞台俳優たちを連れて来たのさ。
[Betty the Storyteller]: 楽しんで行っておくれ!
[Betty the Storyteller]: ただし、油断は禁物だよ!
[Betty the Storyteller]: フフフ……。
[Betty the Storyteller]: なんてったってあたしは伝説の語り部だからね?
[Betty the Storyteller]: いったん物語の扉を開けば何が起こっても不思議じゃない。
[Betty the Storyteller]: ふーむ……。
[Betty the Storyteller]: やはり読むのはやめておくかね?
[Shirley the Cat]: *meaw!*
[Betty the Storyteller]: フフフ……。
[Betty the Storyteller]: わかったよ。シャーリー。
[Betty the Storyteller]: そしてあんたたちも約束しておくれ
[Betty the Storyteller]: どのような形で物語に関わろうとも
[Betty the Storyteller]: きっと主人公たちを幸せに導いてくれると。
[Betty the Storyteller]: くじけそうなときには励まし、
[Betty the Storyteller]: 苦難のときには共に戦い、
[Betty the Storyteller]: 悩めるときには良き友人となって助けてくれると。
[Betty the Storyteller]: 頼んだよ?
[Betty the Storyteller]: では、クリスマスの物語を始めるよ……。
[Betty the Storyteller]: むかしむかし、あるところに、それはそれは美しい王子がいました。
[Betty the Storyteller]: 文武両道、思いやりにあふれた王子に、国中の娘たちが恋焦がれたのです。
[Betty the Storyteller]: 村はずれに住む貧しい娘も例外ではありませんでした。
[Betty the Storyteller]: ある月夜の晩、娘は森の奥深く棲む魔女にひざまずいて言いました。
[Betty the Storyteller]: 「どうかわたしを王子の傍近くお仕えさせてくださいますように。
[Betty the Storyteller]: そのために何でも致します。」
[Betty the Storyteller]: 魔女は娘の玉を転がしたような美しい声に振り返り、
[Betty the Storyteller]: かぐわしい香りに歩み寄ってしなやかな金髪をすくい上げ、
[Betty the Storyteller]: しわくちゃの手に娘の陶器のような顎をはさみこみ、
[Betty the Storyteller]: 白く輝く形の良い前歯に目を細めました。
[Betty the Storyteller]: 「お前の心のままに。」
[Betty the Storyteller]: 魔女に忠実な黒い雲は、すかさず月を覆い隠します。
[Betty the Storyteller]: けれど、辺りをつんざくような悲鳴が弱々しげな獣の鳴き声に代わるのを、
[Betty the Storyteller]: 一羽のヨタカだけは聞いていたのです。
[Betty the Storyteller]: その日以来、娘は有鱗の竜となり、
[Betty the Storyteller]: 王子の剣術の相手をするために高い塔に囚われたのでした。
[Charles the Wise]: 王子様、落ち着かれてください。
[Charles the Wise]: このまま王様の病が長引けば、
[Charles the Wise]: 噂を伝え聞いた隣国に攻め入られないとも限りません。
[Charles the Wise]: この疫病は我が国の歴史上、まれに見る大禍です。
[Charles the Wise]: 病によって兵力は衰えており、
[Charles the Wise]: 虚を突かれればひとたまりもないでしょう。
[Charles the Wise]: なんとしても我が国の産業である金細工と毛織物とその職人については、
[Charles the Wise]: 一刻も早く国外に退避させる算段を致しましょう。
[Charles the Wise]: このままでは国の産業は潰え、
[Charles the Wise]: 取り返しのつかないことになってしまいます。
[Prince Andrew]: ええい! わかっておる!
[Prince Andrew]: 手配はお前にすべて任せたと言ったではないか!
[Charles the Wise]: ………。
2014121303.jpg
(丸投げ王子)

[Prince Andrew]: まったくどいつもこいつもわたしが動けばご乱心かと言い、
[Prince Andrew]: 何もしなければただのお飾りだと陰口をたたく。
[Prince Andrew]: もうたくさんだ!
[Charles the Wise]: 王子様、そのようなことは……!
[Prince Andrew]: ええい! うるさいっ! うるさいっ!
[Prince Andrew]: 爺! よろしいか?
[Prince Andrew]: 父上がそなたに全幅の信頼を置いておるのはわかっておる。
[Prince Andrew]: そしてそなたにはわたしが幼い時分から
[Prince Andrew]: 大変世話になったことも承知しておる!
[Prince Andrew]: しかしだ!
[Prince Andrew]: わたしのおしめを換えた話はもうするでない!
[Prince Andrew]: 行く先々で自慢するのもたいがいにしろ!
[Prince Andrew]: わかったか?!
[Charles the Wise]: *ニヤニヤ*
[Prince Andrew]: ええい!
[Prince Andrew]: 聞いておるのか! 爺!
[Prince Andrew]: わかったらさっさと行けい!
[Charles the Wise]: ハッ! これは失礼を……。
[Charles the Wise]: 仰せのとおりに致します。
[Prince Andrew]: うむ
[Betty the Storyteller]: 王子は王の腹心であるチャールズに言い捨てると、
[Betty the Storyteller]: そのまま城の大塔へと向かいました。
2014121304.jpg
(塔に囚われた竜(ベアトリス))

[Betty the Storyteller]: ベアトリスは王子を傷つけないよう、
[Betty the Storyteller]: そっと前脚の爪をを鉄格子のすきまから差し込み、
[Betty the Storyteller]: 王子の上着のポケットに入った空のスキットルと、
[Betty the Storyteller]: 腰にぶら下がった剣をつついてさかんに何かを訴えます。
[Betty the Storyteller]: 竜は鱗に覆われていない爪の間をいっぱいに広げ、
[Betty the Storyteller]: やわらかな水かきの間に剣を挟み込みます。
[Betty the Storyteller]: ようやくそれが竜の皮膚を貫くと、血がぽたぽたと流れおちます。
[Betty the Storyteller]: 竜は嬉しそうに前脚を差し出し、
[Betty the Storyteller]: 王子はスキットルに血を採り終わると自分のマントを割いて包帯を作り、
[Betty the Storyteller]: 竜の傷口を手当してやりました。
[Prince Andrew]: ありがとう。ベアトリス。
[Prince Andrew]: それにしても君は実に不思議なドラゴンだ。
[Prince Andrew]: 君くらいの体躯があれば僕をそのしっぽで一撃で気絶させることも、
[Prince Andrew]: 踏みつけて窒息させることも簡単だろうに。
[Prince Andrew]: なのに君は決して僕を傷つけることをしない。
[Prince Andrew]: 困ったものだ。
[Prince Andrew]: これでは練習にならないじゃないか。
[Betty the Storyteller]: 王子はそう言いながらも嬉しそうにベアトリスを見つめます。
[Betty the Storyteller]: 孤独な王子にとってこの一匹の竜が唯一の心を許せる話し相手であり、
[Betty the Storyteller]: かけがえのない友人だったのです。
[Prince Andrew]: また来るからね。ベアトリス。
[Prince Andrew]: あとで召使に薬を持ってこさせよう。
[Prince Andrew]: 血の使い方についてはモーガンに聞いてみるとしよう。
[Morgan the Mage]: オー! なんとエキサイティング!
[Morgan the Mage]: これぞミラコーです!
[Morgan the Mage]: ドラゴンの中にはまれにその血が疫病を治癒する力を持つものがいます。
[Morgan the Mage]: おそらくは血液中に抗体が含まれているのでしょう。
[Morgan the Mage]: しかし彼らは100年の昔に絶滅したと伝えられていたのですよ?
[Morgan the Mage]: うーむ。実にファンタースティック!
[Morgan the Mage]: 早速血清を作って国の主要な医療機関に配布しましょう!
[Morgan the Mage]: ノープロブレム! ドラゴン一頭で十分事足りますよ。
[Prince Andrew]: おいおい!
[Prince Andrew]: 待て、待て、待て!
[Prince Andrew]: 何を言う!
[Prince Andrew]: お前はベアトリスを犠牲にしようと言うのか?
[Morgan the Mage]: おや?
[Morgan the Mage]: 王子様。
[Morgan the Mage]: これ以上人々の命を無為に失わずに済むのです。
[Morgan the Mage]: さしあたっては軍に行き渡りさえすれば、
[Morgan the Mage]: 王国全土へ救援物資の運搬や医師の派遣も容易になりましょう?
[Morgan the Mage]: ドラゴンの一匹や二匹、何だとおっしゃるのです?
[Prince Andrew]: !!!
2014121305.jpg
(アンドリュー王子と宮廷魔術師モーガン)

[Prince Andrew]: ええい! ならぬ! ならぬ!
[Prince Andrew]: お前はクビだ!
[Prince Andrew]: 出て行け!
[Morgan the Mage]: *ニヤニヤ*
[Morgan the Mage]: 王子様。
[Morgan the Mage]: もうわたくしにはクビになるクビが残っておりませぬよ。
[Prince Andrew]: 何か言ったか?!
[Morgan the Mage]: いえいえ!
[Morgan the Mage]: これはとんだご無礼を……!
[Prince Andrew]: ……!
[Morgan the Mage]: ではこのモーガン、ひとまず失礼致します。
[Betty the Storyteller]: モーガンには勢いでああ言ったものの、
[Betty the Storyteller]: 王子にとベアトリスに猶予はありませんでした。
[Betty the Storyteller]: 塔のガードたちの目を盗み、
[Betty the Storyteller]: 王子とベアトリスは城から脱出します。
[Betty the Storyteller]: 王子を背に乗せたベアトリスは国境をめざして飛び続けます。
[Betty the Storyteller]: こうこうと月が輝く最果ての地へ辿り着くと、
[Betty the Storyteller]: 王子は愛おしげにベアトリスを見つめて言いました。
[Prince Andrew]: いいかいベアトリス。よくお聞き。
[Prince Andrew]: 僕は君を失いたくないんだ。
[Prince Andrew]: 一国の王子としてあるまじき行為と後ろ指さされようとも、、
[Prince Andrew]: 僕は君に無事逃げおおせてほしい。
[Prince Andrew]: 君のくれた血のおかげで、
[Prince Andrew]: 父上はほどなくして快復に向かわれるだろう
[Prince Andrew]: 国の命運が流した血の量で決まるなんて、
[Prince Andrew]: そんなことがあっていいはずがない!
[Prince Andrew]: 僕は自ら汗を流し、必ずこの国を建てなおして見せる。
[Prince Andrew]: そうしたらきっと君を迎えに行くから、
[Prince Andrew]: どうかその日まで約束のしるしとしてこれを持ってておくれ。
[Prince Andrew]: 僕の母が亡くなるときに僕に託してくれたものだ。
[Prince Andrew]: うむ……。何の鍵なのかはわからないのだ。
[Prince Andrew]: けれど困ったときにはきっと役に立つだろうと言っていた。
[Prince Andrew]: 母はこの国でも屈指の白魔術の遣い手だったのさ。
[Prince Andrew]: きっと君を守ってくれるだろう……。
[Prince Andrew]: ……おっと。
[Prince Andrew]: 追手だ、追手が迫って来ているようだ。
[Prince Andrew]: 早くお行き、ベアトリス。
[Prince Andrew]: ……元気で!
[Betty the Storyteller]: 王子がベアトリスと離れてから数年が経ちました。
[Betty the Storyteller]: 王国はあれほど猛威をふるった疫病から見事に立ち直り、
[Betty the Storyteller]: その功績を認められた王子は
[Betty the Storyteller]: 押しも押されぬ人気を不動のものにしていました。
[[Betty the Storyteller]: しかし、王にとっても、爺にとっても、国中の娘たちにとっても、
[Betty the Storyteller]: 気がかりなのは王子の花嫁選びです。
[Prince Andrew]: 爺、お前は心配性が過ぎるのだ。
[Prince Andrew]: 年老いた父上とお前を置いて行くのは気がかりだが、
[Prince Andrew]: わたしには果たさねばならない約束があるのだ。
[Prince Andrew]: 爺よ。
[Prince Andrew]: よもや忘れてしまったのではあるまいな?
[Prince Andrew]: そなたは幼い私に教えてくれたではないか。
[Prince Andrew]: 友人の果たすべき役割は、
[Prince Andrew]: 孤立無援のときこそ味方することであると。
2014121306.jpg
(アンドリュー王子と爺)

[Prince Andrew]: 勢いに乗っているときは誰だって味方になってくれるものだ。
[Prince Andrew]: 竜とて例外ではない。
[Prince Andrew]: モーガンの占いによればベアトリスは魔女の財宝を守るために
[Prince Andrew]: 岩盤に囲まれた国の奥深き洞窟に囚われているということだ。
[Prince Andrew]: そして満月の夜、一羽のヨタカとともに冒険者たちが現れ、
[Prince Andrew]: 一切がわたしをベアトリスのもとへ導くであろうとな!
[Prince Andrew]: ベアトリスはわたしを必要としているのだ。
[Prince Andrew]: 約束を果たし、報いてやれる時がついに来たのだ!
[Prince Andrew]: やれやれ……。
[Prince Andrew]: またその話か。
[Prince Andrew]: いいかい、爺。
[Prince Andrew]: 私だって一人前の健康な男子であるぞ?
[Prince Andrew]: その、まあ、あれだ。
[Prince Andrew]: いわゆる好みだってちゃんとある!
[Prince Andrew]: な?! そなたも男ならわかるであろう?
[Prince Andrew]: !!!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Prince Andrew]: すくまでまっててね
[Prince Andrew]: 見える?
[Prince Andrew]: まってね
[Prince Andrew]: そこ踏んでね
2014121307.jpg
(舞台劇形式が終わり、地面に突如現れた穴からイルシェナーへ)

[Prince Andrew]: なべのまわり
[Prince Andrew]: あけてくれる?
[Samantha the Witch]: ブツブツブツ……。
[Samantha the Witch]: まだ足りない……。
[Samantha the Witch]: このわたしがあと1000年若返るためには清らかな若者の生血が……!
[Samantha the Witch]: 皮膚が、目玉が、歯が……!
[Samantha the Witch]: まだまだ足りないっ!
[Samantha the Witch]: キィィィィィィイイイイイイーーーーーーーッ!
[Samantha the Witch]: なんだい! なんだい! やかましい!
[Prince Andrew]: ……。
[Shirley the Nighthawk]: *chirp?*
[Samantha the Witch]: わたしゃ忙しいんだよ!
[Samantha the Witch]: 邪魔しないでおくれ!
[Prince Andrew]: ああ、申し訳ない。
[Prince Andrew]: わたしは金細工と絨毯の王国のアンドリュー王子。
[Prince Andrew]: そなたがベアトリスの使い手の魔女であるな。
[Prince Andrew]: 折り入って頼みがあって来たのだ。
[Samantha the Witch]: なんだい?
[Samantha the Witch]: お前さんあの薄汚い竜の縁者かい?
2014121308.jpg
(魔女サマンサとアンドリュー王子)

[Samantha the Witch]: *ジロジロ*
[Samantha the Witch]: どれどれ。
[Samantha the Witch]: 面白そうだから話だけでも聞いてやろうじゃないか。
[Prince Andrew]: 慈悲深き魔女よ。礼を言うぞ。
[Prince Andrew]: あの竜はわたしの唯一無二の大切な親友なのだ。
[Prince Andrew]: 連れ帰って手厚く面倒を見てやりたい。
[Prince Andrew]: どうか譲ってもらえないだろうか?
[Samantha the Witch]: ふむふむ。ほうほう。
[Samantha the Witch]: *ジロジロ*
[Samantha the Witch]: *ニヤニヤ*
[Samantha the Witch]: どうやらお前さんは知らないと見える。
[Samantha the Witch]: あの竜はもともとは人間の娘なのさ。
[Samantha the Witch]: お前さんが望むなら、
[Samantha the Witch]: そしていくらかの試練を乗り越える覚悟があるのなら、
[Samantha the Witch]: あの子を元の姿に戻してやれないこともない。
[Samantha the Witch]: どうするね?
[Samantha the Witch]: そうそう、それにね……。
[Samantha the Witch]: *近づいて耳打ちする*
[Prince Andrew]: ……ほほう。
[Prince Andrew]: そんなに可愛い子だったのか。
[Prince Andrew]: うーん、まあ、僕はあんまり美人には興味がないっていうか、
[Prince Andrew]: どっちかっていうと美人っていうよりもっとこう……。
[Prince Andrew]: ああ。
[Prince Andrew]: いやいや、そういう問題ではなかったな。
[Prince Andrew]: どういういきさつかはわからないが、
[Prince Andrew]: そりゃあもちろん人間に戻してやれるなら戻してやってほしい。
[Prince Andrew]: で、何をすればいいのかね?
[Samantha the Witch]: フフン。
[Samantha the Witch]: ずいぶんと物わかりのいい御仁だね?
[Prince Andrew]: 胸も大事だな……。
[Samantha the Witch]: そういうことならさっそくカルノーの切通しに行ってもらおうじゃないか。
[Samantha the Witch]: そう、イルシェナーの有史以来だーれも近寄らないという
[Samantha the Witch]: あの恐ろしいパス・オブ・カルノーのことさ!
[Samantha the Witch]: いいかい。
[Samantha the Witch]: お前さんがそこへ行ってベアトリスを後ろに従え、
[Samantha the Witch]: ただの一度も振り返らずに切通しを渡り切ることができたなら
[Samantha the Witch]: ベアトリスを返してやろう。
[Samantha the Witch]: ただし、一度でも振り返ったらどうなるかわかってるね?
[Samantha the Witch]: そこの冒険者たちもろともこっぱみじんさ!
[Samantha the Witch]: アーーッハハハ!
[Shirley the Nighthawk]: *chi! *chirp! chirp!*
[Samantha the Witch]: ………。
[Prince Andrew]: びくびく
[Samantha the Witch]: *ギロリ*
[Samantha the Witch]: ついてきな。
[Prince Andrew]: ゴクリ
[Prince Andrew]: はい
[Prince Andrew]: ちょっとまわりをあけてね
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Samantha the Witch]: ペアトリス! ベアトリス!
[Samantha the Witch]: お客さんだよ!
[Beatrice]: *roar!*
[Prince Andrew]: ベアトリス!
[Prince Andrew]: ベアトリスだ!
2014121309.jpg
(アンドリューとベアトリス、再会のハグ)

[Prince Andrew]: なかなか迎えに来れなくてごめんよ!
[Prince Andrew]: 元気だったかい?
[Prince Andrew]: 少し、痩せてしまったんじゃないかい?
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Prince Andrew]: よかったよかった!
[Prince Andrew]: ずっと気がかりだったのだよ……!
[Samantha the Witch]: さあさ、もうそのへんでいいだろう?
[Samantha the Witch]: こっちへ来てこの木に触れてカルノーへ向かうんだ。
[Samantha the Witch]: さっさとおし!
[Prince Andrew]: その木かい?
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Samantha the Witch]: あんたたち、壁のまわりから離れなねー
[Samantha the Witch]: ほら、さっさと離れるんだよ
[Samantha the Witch]: さあ王子は壁に向かってお立ち。
[Samantha the Witch]: ベアトリス、お前はこっちへおいで!
[Prince Andrew]: はい!
[Samantha the Witch]: ブツブルブツ……
[Samantha the Witch]: エヘン プイプイ 元の姿になぁーれ!
[Prince Andrew]: ドキドキ
[Prince Andrew]: ?!
[Prince Andrew]: *………!*
[Prince Andrew]: *振り返りたい……!*
[Beatrice]: あら……。わたし、元にもどったみたい?!
[Prince Andrew]: *振り返って見てみたい……!*
[Prince Andrew]: *いや、ダメだ。*
[Prince Andrew]: *ダメダメ!*
[Prince Andrew]: *一時の好奇心に負けて振り返っては何もかも水の泡!*
[Prince Andrew]: み、みんな……!
[Prince Andrew]: どうか危ないときは僕をいさめておくれ。
[Prince Andrew]: そ、それにそんなに特別かわいいわけじゃ……ないよね?
2014121310.jpg
(人間の姿に戻ったベアリトスと振り向けない王子)

[Prince Andrew]: えっ?
[Samantha the Witch]: オーーーーッホホホホホ!
[Samantha the Witch]: さあお行き!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[<39894648>Prince Andrew]: みんな2階にあがるんだよー
[<57604791>Beatrice]: アイタタタタ……。
[<39894648>Prince Andrew]: ベアトリス!
[<39894648>Prince Andrew]: だいじょうぶか!
[<57604791>Beatrice]: いえいえ、何でもありませんの。
[<57604791>Beatrice]: どうぞ、先におすすみになって……!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[<39894648>Prince Andrew]: みんなすまない!
[<39894648>Prince Andrew]: ベアトリスを守ってくれ!
[<39894648>Prince Andrew]: 何やら奇妙な壁にはばまれているようだ
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[<39894648>Prince Andrew]: 何だこの壁は!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[<39894648>Prince Andrew]: ベアトリスはどこだろうか!
[Prince Andrew]: みんなすまないが
[Prince Andrew]: ベアトリスが追いつくまで待ってくれ
[<39894648>Prince Andrew]: 振り返りたいが
[<39894648>Prince Andrew]: できないので申し訳ないが頼んだ!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Prince Andrew]: なんだこの壁はっ!
[Prince Andrew]: 近づけば近づくほど、どんどん遠ざかって行くようだ……!
[Prince Andrew]: これは……! いったい!
[Samantha the Witch]: オーーーーーツホホホ!
[Samantha the Witch]: どうしたんだい、降参かい?
[Samantha the Witch]: この開かずの扉を開けられた者は今まで誰一人としていない。
[Samantha the Witch]: アーーーーーッハハハハハハ!
[Samantha the Witch]: もはやお前らは袋のネズミ。
2014121311.jpg
(魔女の罠に嵌められた一行)

[Samantha the Witch]: 覚悟を決めるんだな!
[Prince Andrew]: 魔女め! はかったな!
[Prince Andrew]: ぐぬぬぬぬぬ……!
[Prince Andrew]: ハッ!
[Prince Andrew]: ベアトリス……!
[Prince Andrew]: ベアトリス! 聞こえるか?!
[Prince Andrew]: あの鍵……!
[<39894648>Prince Andrew]: あの鍵だ!
[Beatrice]: !!!
[<39894648>Prince Andrew]: あの鍵を扉に向かって投げるんだ!
[Beatrice]: わかりましたわ。王子さま!
[Beatrice]: ええ、もちろんあの鍵はそれはそれは大切にお預かりしてましたのよ!
[Beatrice]: 王子さまがわたくしに約束のしるしとして持たせてくださった……。
[Beatrice]: あの鍵のことですわよね?
[Beatrice]: 白魔術師だったお母さまから譲り受けたという……。
[Prince Andrew]: さあ、早く!
[Beatrice]: あのきれいな、きれいな、
[Beatrice]: 金色の鍵のことですわよね?
[Prince Andrew]: さあ、早く!
[Beatrice]: ………お待ちを。
[Beatrice]: *ゴソゴソ*
[Beatrice]: *ゴソゴソ*
[Rosalind]: Forul Solum
[Beatrice]: あっ!! ありましたわ!
[Beatrice]: これですわよね?
[Beatrice]: 間違いございませんわね?! 行きますわよ!
[Beatrice]: えいっ!
[Beatrice]: (`Д´)ノ--===≡≡ 鍵
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[Mark Gonzales]: An Lor Xen
[Shirley the Nighthawk]: *chirp*
[Samantha the Witch]: むむむむむ……!
[Samantha the Witch]: 王子よ、これで済んだと思うなよ!
2014121312.jpg
(ベアトリスの投擲スキルに救われたが・・・)

[Samantha the Witch]: くらえ!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[Samantha the Witch]: アーーーッハハハハハ!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[Samantha the Witch]: お前さんたちが無事でいたらまた会おう!
[Samantha the Witch]: さらばだ!
[Prince Andrew]: 終わったか……?
[Prince Andrew]: 冒険者諸君……。
[Prince Andrew]: みな大丈夫かい……?
[Prince Andrew]: ベアトリスは……
[Prince Andrew]: ベアトリスは無事なのかい……?
[Prince Andrew]: ベアトリス……。
[Prince Andrew]: 無事だったかい?
[Beatrice]: 王子さま……!
[Prince Andrew]: おお……。
[Prince Andrew]: なんという……。
[Prince Andrew]: ……好みだ。
[Beatrice]: 王子さま……!
[Prince Andrew]: なんてかわいらしい瞳だろう!
[Prince Andrew]: ああ……!
[Prince Andrew]: なんてことだ!
[Prince Andrew]: これがひと目ぼれってやつか!
一目ぼれ
(王子の視線の先には・・・)

[Prince Andrew]: 上等の絹のようなつややかな肌ではないか。
[Prince Andrew]: ういういしいさくらんぼのような唇ではないか!
[Prince Andrew]: そして何よりも、何よりも、
[Prince Andrew]: *ゴクリ*
[Prince Andrew]: きゃしゃな体に似合わず鍛え抜かれた上腕二頭筋に、
[Prince Andrew]: 隆々たる太ももに、割れた腹筋に!
[Prince Andrew]: 完全に心を奪われたぞ!
[Prince Andrew]: 君。名は何と言うのかね?
[Prince Andrew]: 国へ帰って僕と結婚してくれないか?
[Prince Andrew]: なんて素敵な角なんだ!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp?*
[Beatrice]: え……?
[Beatrice]: えええええっ?
[Prince Andrew]: ああ、ベアトリス!
[Prince Andrew]: 無事でよかったよ!
[Prince Andrew]: ケガは痛むかい?
[Prince Andrew]: 早速爺に言って国で一番の名医を手配してやるから安心しろ。
[Prince Andrew]: 君は城にご両親を呼んで一緒に暮らすといい。
[Prince Andrew]: なぁに。遠慮はいらない。
[Prince Andrew]: 君は僕の一番の親友だし、よく尽くしてくれたからね。
[Prince Andrew]: そうそう! それに僕の結婚式ともなれば
[Prince Andrew]: 国中から名士が集まって来る。
[Prince Andrew]: 君にも遠からず良い縁談があるだろう。
[Prince Andrew]: みんな今日はどうもありがとう!
[Prince Andrew]: ベアトリスとの約束も果たせたし、
[Prince Andrew]: 花嫁はみつかったし、
[Prince Andrew]: 嬉しいことばかりだよ!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*
[Prince Andrew]: ベアトリス。君もお礼を言いなさい。
[Beatrice]: あ……ありがとうございましたっ……。
[Beatrice]: 何とお礼を申し上げて良いやら……!
[Prince Andrew]: さて、そろそろ我々は行かねばならない。
[Prince Andrew]: みんな元気で!
[Prince Andrew]: またいつか、会おう!
[Shirley the Nighthawk]: *chirp! chirp!*

[Betty the Storyteller]: おや、帰って来てたのかい?
[Betty the Storyteller]: シャーリー! どこへ行ってたんだい?
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Betty the Storyteller]: 心配したよ。
[Betty the Storyteller]: おやおや。
[Betty the Storyteller]: なんだいみんな。ケガしてるじゃないか。
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Shirley the Cat]: *meaw...*
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Betty the Storyteller]: そんなことがあったのかい。
[Shirley the Cat]: *meaw!*
[Betty the Storyteller]: そりゃ大変だったね。
[Betty the Storyteller]: それで、王子は無事王国へ戻ったんだね。
[Betty the Storyteller]: そりゃあ、仕方ないさ。
[Betty the Storyteller]: 惚れたはれたってのは恋の神様の気まぐれだからね?
[Betty the Storyteller]: あんたたちは魔女の呪縛からベアトリスを救ってやったんだ。
[Betty the Storyteller]: それで十分じゃないか。
[Betty the Storyteller]: あの子はあの子でちゃんと自分で幸せを見つけるよ。
[Betty the Storyteller]: 心配ない。
[14/12/13][22:10:08] [Shirley the Cat]: *meaw*
[Betty the Storyteller]: そしてあんたたちにも絶対いいことがあるよ。
[Betty the Storyteller]: なんてったってもうすぐ……
[Betty the Storyteller]: クリスマスだからね!
[Shirley the Cat]: *meaw*
[Betty the Storyteller]: さて、あたしもそろそろ時間なので失礼するよ。
[Betty the Storyteller]: さっきも言ったけど、風邪などひかないように過ごしておくれ。
[Shirley the Cat]: *meaw!*
[Betty the Storyteller]: ごきげんよう!
[Shirley the Cat]: またね。

2014121313.jpg
(4人のEMによる大舞台でした。)

感想:
舞台セットが変わったり、月の満ち欠けで歳月の経過を表現したりと、これまでにない演出が良かった。
ただ、最後の部分では王子が一目ぼれした相手が誰なのか判らず仕舞。
彼の視線の先にはベアトリスのほかにイベントに参加したPCが居たわけだが、その中の誰かなのだろうか。
「角」云々というセリフがあったので、相手はガーゴイルなのかも知れない。
そうだとすれば「絨毯と金細工の国」に聞き覚えがないという点もつじつまが合う。
一時は隆盛を誇った「絨毯と金細工の国」の王家の血筋は、卵生ガーゴイルとの婚姻を強行した王子によって潰えたということなのかも知れない。

テーマ : Ultima Online
ジャンル : オンラインゲーム

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Roland Rampant

Author:Roland Rampant
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