バレルバスターと予言の写本

承前

地上に戻ると、考古学者が、ダンジョン内で拾った見慣れない紋章の付いた戦利品に興味を示し、交換を持ちかけてきた。
彼が提示する品の多くは役に立ちそうもなかったが、一つだけ気になる物があった。
その「アンティークドキュメントキット」は、最高レベルの腕を持つ書士が用いれば、古代の羊皮紙から「予言の写本」を復元出来ると言う。

そこで、戦利品の全てをこのキットと交換し、知り合いの書士のところへ持ち込むことにした。
書士による作業が進むと、予言の写本は5巻構成であることが分かった。
著者は全て盲目の予言者Owainで、その記述は彼が少年時代から始まる。
書かれた年代が古いため、「予言」は既に過ぎ去った時代、つまりはフェルッカとトラメンルの分離、彼の王の旅立ち、諸都市で勃発した暴動、Lord Blackthornの帰還と統治などについても、謎めいた表現ではあるが言及されているようだ。
しかし、巻を読み進めていくと、現時点では未だ起こってないと思われる事件についても記されている。

そして、Owainに予知のビジョンを見せた存在が伝えた最後の言葉は最も謎めいている。
「死せる王の大いなる財宝こそが、全ての地を救う力を持っている。古き地の影、星々の中の廃墟に救いを見出すのだ」
死せる王と財宝・・・
そこで、ソーサリアの過去を語る不思議な砂時計「ソーサリアの軌跡」の事を思い出し、倉庫の奥から引っ張り出してきた。

ブリタニア暦 289年
モンデインは父を殺害し、太陽のルビーを不死の宝珠に変えました。この宝珠の力を利用して、モンデインは軍をソーサリアに送り、全てを征服しようとしました。異邦人の剣はこの暗き宝珠を破壊し、モンデインを倒しました。 こうして砕け散ったシャード(破片)毎に世界が存在するようになったのです。


ソーサリアの長い歴史の中で「死せる王」と「財宝」が結びつくのは、モンデインによって殺害されたウォルフガング王と彼の太陽のルビー(今は不死の宝珠の破片となっているが・・・)だけだ。
そして「星々の中の廃墟」と言えば、故クレイニン師がダーク・ファセットと呼び、巨大地震によって大地が切り崩され続けているという暗黒大陸マラスに他ならないだろう。

太陽のルビーに匹敵するような偉大なアーティファクトが、マラスの何処かに人知れず隠されているのだろうか。
例えば、樽の中に?

テーマ : Ultima Online
ジャンル : オンラインゲーム

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