エプロン考

Crimson Cincture、通称MLエプロン。
一部の愛好家には「えぴろん」と呼称されているアレの話。

比較的良好なプロパ(DEX+5, HP+10, HP回復2)を有するという特徴も然りながら、そもそも腰部用のAFが少ないこともあって一定の人気があるが、如何せん、その形状がハーフエプロンであり、実際に装備するとなると、PD上の外見が微妙なものとなってしまう。
Blackthorn AFの導入によって、プロパは同一ながらもデザインはベルトや帯といった品で代用が可能となり、かく言う自分も忍者皮帯に替えたのだが、その時ふと考えた。

Cinctureは帯という意味の言葉であり、デザイナーとしては、エプロン呼ばわりされることは全く想像していなかったのではないだろうか。
エプロンというものは、確かに腰に巻きつけるための帯が付属しているが、機能面から言えば、主要部は前に垂らす布の部分だ。
エプロンをベースにしたAFという発想ならば、付属部分に過ぎないCinctureを強調するだろうか。

ところで、帯状のもので腰部を締め付けることによって、一時的に肉体能力の上限が増すというのは、古来から知られていることだ。
この「力帯」としては、力士の廻しや重量挙げ選手が付けるベルトも共通した意味がある。
北欧神話に登場する力自慢の神トールが身につけているとされる帯(メギンギョルズ)も、こうした事実から敷衍して創られたものだろう。

さて、Crimson Cinctureが「力帯」ならば、前部のヒラヒラは不要のはずであり、それこそが敬遠される原因になっているのだが、エプロン以外にもCrimson Cinctureを想起させる衣類がある。
それは、褌(fundoshi)だ。
褌には、その長さや締め方が色々あるが、「前垂れ」を形成するように締める場合も多く、画像検索で容易に出てくる、前垂れのある「赤褌」の見た目は、Crimson Cinctureそのものと言える。
「腰部用AFに相応しいのは・・・」と考えていたデザイナーが、メギンギョルズなどの力帯を発想の起点として、エキゾチックさを併せ持つ日本の褌文化に行き着いた可能性は十分にあるだろう。

エプロンという概念でさえ、トータルファッションとしての違和感を覚えるような向きにとって、「赤褌」の可能性も出てきたCrimson Cinctureの微妙さは桁外れな域にまで達してしまったかも知れないが、視点を変えれば、他の衣類を全て脱ぎ捨ててこそ、デザイナーの意図に沿ったCrimson Cinctureコーディネイトになるのではないだろうか。

テーマ : Ultima Online
ジャンル : オンラインゲーム

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